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  • 2024.08.26
  • 2022.10.26
施術解説

韓国での最新鼻整形事情。日本人の渡韓整形に役立つコラム。

日本には昔から、ダンゴ鼻やワシ鼻、鼻ぺちゃというような言葉があることから、鼻に対してコンプレックスを抱いている方が多いことがうかがえます。

鼻は顔の中央に位置するため、第一印象に大きく影響を及ぼす大事なパーツです。

日本人の鼻は、欧米人に比べて鼻の付け根が広いため、正面からみると鼻筋が低く見えるという特徴があります。 また、軟骨や骨が弱く、皮下脂肪が分厚くて硬いなども日本人の鼻に多い構造上の特徴です。

鼻の整形手術のトレンドは大きく2種類

鼻の整形手術には、小鼻が広い、鼻が大きい、だんご鼻、ワシ鼻(魔女鼻)、鼻が低い、鼻の穴のサイズが気になるなどお悩みに合わせてさまざまな術式があります。

自分にはどんな手術がいいのかと、複雑に考えてしまいがちですが、近年のトレンドは「鼻を高くする隆鼻術」と「鼻の形を整える鼻尖形成」の2種類になります。

鼻を高くする隆鼻術とは

隆鼻術は鼻を高くする手術で、医療用シリコンやゴアテックスのような人工素材を使用し、鼻筋をすらっとさせたり、高さを出したりする手術です。

プロテーゼなどの人工物抵抗がある場合は、代わりに耳や肋骨などから軟骨を採取して鼻に移植する方法もあります。

鼻の形を細く整える鼻尖形成とは

鼻尖形成は、脂肪組織の切除や鼻翼軟骨の縮小・調整を行い、細くシャープな鼻にすることです。

その際に、自分の身体の軟骨を使用する(自家軟骨)を使用して鼻先を高くしたり、角度を変えたりすることもできる手術となります。

近年の鼻整形はバランス良く行うのが主流

数年前までは、鼻を高くする隆鼻術のみを受ける方が多かったと思います。

しかし、鼻の手術は複合的に行わないと、不自然になりがちで、何度やり直しをしても満足感が得られないという問題も多く起こりました。

隆鼻術のみですと、鼻筋は高くなったものの鼻先は下がったままだったり、鼻先が逆に引き上げられてしまったりして、豚鼻のように不自然になってしまうからです。

ですから、近年のトレンドは、鼻を高くするだけでなく、鼻尖形成手術を並行することで全体的にバランスのとれた自然で美しい鼻を目指していきます。

シリコンプロテーゼによる隆鼻術

シリコンプロテーゼによる鼻を高くする方法は、片方の鼻の穴の内側を切開し、その部分より骨膜下(骨の表面を覆う膜)にスペースを作り、プロテーゼを挿入します。 

骨膜下にプロテーゼを挿入すると、鼻骨とプロテーゼを一体化させられるため、強く触らない限り、動く心配もありません。

表面には一切キズは残らないため、周囲に気がつかれることなく、半永久的に維持できます。

鼻に挿入するシリコンプロテーゼは、大きくわけてI型とL型の2種類の形があります。

I型は鼻筋を高くしたい方向けです。L型は、鼻筋を高くするのと同時に、鼻先もツンとさせたい方に向いています。

どちらの形がよいかは元々の鼻の形や希望のラインによっても異なります。

鼻尖形成によりバランスのとれた鼻に

鼻尖形成術では、鼻尖(鼻先)を細く控えめにできます。鼻尖形成は、鼻先を尖らせるだけでなく、アップノーズ(上向きの鼻)や鼻柱を下に向けることもできます。

理想とお顔のバランスに合わせて、鼻尖の形状・方向・高さを調整していきます。

鼻尖形成術のみで、理想が叶えられない場合は、鼻中隔延長術(びちゅうかくえんちょうじゅつ)という術式もあります。

鼻中隔延長術は、鼻の構造を根元から組み替える手術になるため、調整もしやすくデザインの幅が広い手術です。

自家軟骨を利用したい場合

プロテーゼなど人工物を使用したくない方には、ご自身の軟骨を利用することが多いです。

採取する軟骨は、耳介軟骨(耳)鼻中隔軟骨(鼻)肋軟骨(肋骨)などで、ご希望や求める変化の大きさに応じて採取部位を選択します。

軟骨の採取の方法は例えば耳介軟骨であれば、耳の後ろを2cmほど切開して切り出します。

鼻の部位と鼻整形の種類

鼻整形を行う場合は、ご自身の鼻の悩みをどんな技術で解消したいのかが重要になってきます。

また、美しい鼻のバランスはご自身の元々の形や他のパーツによって変わってきますので、自分にとっての理想を考えておくのが良いでしょう。

お悩みの場所よって、できる施術もさまざまです。ここでは、意外と知られていない、鼻の部位の特徴や、鼻整形の種類について詳しく解説します。

鼻根(びこん)

文字通り鼻の付け根にあたる部位です。鼻根が低いとのっぺりと平坦な顔に見える要因のひとつにもなります。

鼻根から鼻背(鼻筋)にかかる部分を高くしたい、立体的な印象にしたいという悩みの場合、隆鼻術が適応になります。プロテーゼ挿入や自家組織の移植、ヒアルロン酸注射などによって改善することができます。

鼻背(びはい)

鼻根から鼻の先端までの線で、いわゆる鼻筋(はなすじ)のことを指します。

鼻筋を高くしたい、鼻筋をシュッとさせたいというご要望の場合は、隆鼻術が適応です。隆鼻術にはプロテーゼの挿入、自家組織の移植、ヒアルロン酸の注入、糸の挿入などの方法があります。

鼻翼(びよく)

鼻の先の左右両端に膨らんでいる部位で小鼻(こばな)とも呼ばれています。

小鼻が大きいと鼻が大きな印象を与えてしまいます。小さくしたい場合は鼻翼縮小術の適応になります。

鼻翼縮小術は小鼻を小さくする施術です。手術で小鼻の皮膚を切除して、小鼻の幅を小さくしたり、鼻の穴のスペースを小さくしたりすることができます。

鼻尖(びせん)

鼻先のことを指します。鼻尖形成とは、鼻先を細くシャープに整える施術です。

日本人の鼻尖は低く丸みがあり、コンプレックスと感じている人が多くいらっしゃいます。この場合は鼻尖形成術が適応になります。

鼻尖形成には鼻翼軟骨を切除し、鼻先を細くする鼻尖縮小術と、鼻の先端に軟骨を移植して形を整える方法などがあります。

鼻柱(びちゅう)

左右の鼻の穴の間にある柱の部分のことです。鼻柱を横からみたときに小鼻に隠れるようですと、鼻が大きく丸みを帯びているような印象になります。逆に鼻柱が下がりすぎていると鼻の穴が目立ってしまうことがあります。

このような場合は鼻柱整形の適応です。手術では、鼻柱部を上げたり下げたりバランス良くすることが可能です。

鼻整形コラムまとめ

鼻の整形は、今やポピュラーになっていますが、近年の鼻整形の傾向をご紹介しました。

韓国での滞在期間は、受ける施術によって異なります。どんな手術を行うのか、抜糸は必要なのかなどによってもアフターケアが異なるため、必ず事前に確認する必要があります。

一般的には鼻を切開するような手術などであれば、最低でも1週間は韓国に滞在することになります。

また韓国への入国方法は新型コロナウイルス感染拡大前に比べて、条件や方法が異なる場合があるため、必ず最新の情報を確認するようにしましょう。

韓国での整形は、言葉の壁や飛行機の予約など初めての方には不安がつきものですが、日本語に対応しているクリニックもあります。

何より心配な方は「韓国美容整形navi」を運営している株式会社YsEssence当社をご利用ください。

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