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  • 2024.10.22
  • 2024.10.22
施術解説

 「輪郭形成における美容整形外科と審美歯科との連携構築の重要性」 ノート美容外科 ユ・ジハン院長×ラ・エビス クリニーク デンタル 長谷川貴司院長 スペシャル対談

今回は『韓国美容整形navi』初登場のノート美容外科、ユ・ジハン院長と、ラ・エビス クリニーク デンタルの長谷川貴司院長によるスペシャル対談をお届け! 韓国の美容整形外科医と日本の審美歯科医がそれぞれの立場から、輪郭形成手術における整形外科と歯科の連携の重要性についてお話しいただきました。ぜひご一読ください!

プロフィール

写真左:ラ・エビス クリニーク デンタル院長 長谷川貴司先生

東京恵比寿にある『ラ・エビス クリニーク デンタル』院長。歯の矯正器具を用いて綺麗なEラインをつくる“切らないセットバック矯正”を独自で開発するなど、審美・美容に特化した領域で、他に類を見ない歯科治療を実施している。 

写真右:ノート美容外科 ユ・ジハン院長 

今、韓国でもっとも勢いのある美容整形クリニック『ノート美容外科』の代表院長。輪郭手術が専門で、患者様お一人おひとりの顔立ちに合わせて理想的な比率の顔を完成させる敏腕ドクター。 

大手美容外科クリニック出身の実力派ドクター2名がつくりあげた
今、話題の『ノート美容外科』にクローズアップ!

韓国の美容整形外科業界は、今や群雄割拠の時代に突入しています。長い歴史を持つクリニックだけでなく、最近できたばかりのクリニックまでがしのぎを削り、実力を高め合う中で、世界中から手術を希望する患者が訪れています。

そんななか、ひときわ注目を集めているのが、2019年にオープンした『ノート美容外科』です。今、もっとも勢いのある美容整形クリニックと言っても過言ではありません。韓国・大手美容外科出身の二人の実力派ドクター、グォン・スングン院長とユ・ジハン院長とがタッグを組み、つくりあげたこだわりの詰まったクリニックです。

『ノート美容外科』は、地下鉄7号線「ノンヒョン」駅の近く、ガラス張りの近代的なビルの上層階にあります。15階の受付に足を踏み入れると、シンプルでスタイリッシュな雰囲気で統一された空間がとても印象的! 随所にセンスの良さが際立って、ここでならきっとキレイになれそうという期待感が高まります。

実は、この空間やしつらえ、映像の演出まで、お二人の代表院長が徹底的にデザインし、つくりあげたのだとか! デザイナーズホテルのようなお洒落なクリニックは、日本人の患者様にも大好評! 江南の街を見渡せるガラス張りのカウンセリング室や検査室、入院室や専用回復室まで完備されているのもポイントです!

『ノート美容外科』は、輪郭、豊胸、 目・鼻の各分野において、経験豊富な専門医が在籍している少数精鋭のクリニックです。それぞれの分野で研鑽を積んできたドクターが、高い技術力とセンスで、お一人おひとりと丁寧に向き合って、精密に分析をし、正確な手術を実施しています。また麻酔疼痛医学科の専門医も常駐しており、手術中の安全な麻酔はもちろん、術後の回復と経過の管理までを責任をもって担当します。

そのほか、手術中もCCTVにより患者様とその同行者の方が実時間映像を確認することができ、シャドードクターが代理で手術することは一切ありません。結果は当然のことながら、患者様の安心・安全を第一優先に追求している『ノート美容外科』が、開院以来医療事故ゼロというのも納得です!

“切らないセットバック矯正”などオリジナル施術を開発!
東京・恵比寿の『ラ・エビス クリニーク デンタル』

今回のスペシャル対談に登場してくださったのは、われらが『ラ・エビス クリニーク デンタル』の長谷川貴司院長です。日本で歯科の領域から、輪郭・小顔をつくるオリジナルの施術をプロデュース。日本における美容歯科の第一人者として活躍されています。骨切りなしで美しいEラインをつくる“切らないセットバック矯正”は、メスを使った手術に抵抗があるという方から支持されています。

『ラ・エビス クリニーク デンタル』は、最先端の設備や先進的な治療法・技術を積極的に導入。短期集中治療や、矯正歯科・審美歯科の領域での高度治療、院長の経験・技術をもって考案したオリジナルの治療などを提供しています。輪郭・小顔をつくる審美歯科領域の施術のほか、セラミックの即時治療やワンデーインプラントなど、患者様の通院の負担を減らす治療なども実施しています。

輪郭・小顔形成に携わる韓国の美容整形外科医と日本の歯科医、お二人のドクターによる対談が今回も実現しました! 実は“輪郭形成”は、『韓国美容整形navi』のユーザーのなかでも人気の高い美容整形手術のひとつです。日本でももちろん、輪郭形成手術が可能な美容整形外科は少なからず存在し、歯科クリニックで受けることができる治療もあります。長谷川先生曰く、日本では美容整形外科と歯科では輪郭形成に関する治療ができる領域がきっちりと決められており、だからこそ完璧な美しさを追求したくてもどうしても制限が出てくることがあるそうです。今回の対談では、韓国における輪郭形成の現状と協力体制の重要性について、お話いただきました。ぜひご一読ください。

輪郭形成では韓国の美容整形外科と日本の歯科との協力体制が重要!
韓国の輪郭専門医と日本の審美・矯正歯科医師の対談

韓国美容整形navi:
本日はインタビューのお時間をいただき、ありがとうございます!ノート美容外科のユ・ジハン院長、そしてラ・エビス クリニーク デンタルの長谷川貴司院長です!

ユ・ジハン院長/長谷川貴司先生:
こんにちは!よろしくお願いします。

韓国美容整形navi:
それでは早速ですが、ユ院長にお聞きします。ノート美容外科の輪郭手術ならではの特長や、手術を受ける日本人の方の傾向があれば教えてください。

ユ・ジハン院長:
まずノート美容外科でもっとも重要だと思っているのが、個人個人に合わせたプランで考えていくということです。私自身努力しているのが、患者様を客観的に見た時の特徴とか問題点をカバーするのはもちろん、お一人おひとりが望んでいる部分、例えばカウンセリングに入ってきたときの印象や服装、職業、生活パターンなどを参考にしながら、個人個人に合わせたプランを出すことです。
これまで色々な国の患者さんの話を伺ってきましたが、10年前の日本人患者さんの傾向を見てみると、他の国、例えば中国人の患者さんと比較して、好きなスタイルがかなりかけ離れていました。中国の方は日本人の好きなスタイルを好まなかったし、日本人の方も中国人の方が好むスタイルとは大きく異なりました。
ただ最近はSNSやメディアの影響で、かなり似たスタイルを好むようになってきたと感じます。だとしても最近でもやはり、日本人の方は、幼く可愛らしいスタイルを好む傾向にあります。一方で、日本人男性の患者様については、韓国やその他の国と比べて好みが幅広いと感じます。男性的なスタイルを好む方もいれば、女性より女性らしいスタイルを好む方もいらっしゃる。性的なものにとらわれず、好きなスタイルがかなり幅広いと感じますね。

韓国美容整形navi:
ここ10年でも、日本人患者様の傾向がだいぶ変化してきているのですね! それでは長谷川先生にお聞きします。長谷川先生の経歴。経験を含めてどのように経緯で審美歯科に力を入れるようになったかをご紹介ください。

長谷川貴司先生:
そもそも審美歯科というと、ホワイトニングで歯を白くするなどのイメージで捉える方が多いんです。でも、本来は服装やライフスタイルすべて含めて審美ととらえないと本当の意味での審美は追求できません。我々は歯科医なので、見ているのはー(いち)口腔、ー(いち)歯、ー(いち)根管になります。でもここだけ見ていると、本来の意味での美は語れないのです。そこで歯はもちろんですが、唇や笑顔、目の位置、容姿まで、その方のあらゆる面での審美を追求しようと思い、今のスタンスになりました。そして歯科医師として美容と歯科のかけはしに携われればと思い、10年前にラ・エビスを開院しました。

韓国美容整形navi:
日本でも韓国でも、美容医療・美容歯科と分野は違いますが、本当の美しさを追求するには、患者様をトータルで捉えるべきというセオリーは共通しているんですね!
次に長谷川先生に伺いますが、長谷川先生は、「切らないセットバック矯正」や「オトガイ形成」などの施術で、ゴボ口など口元の悩みを改善する“美容歯科”ともいうべきアプローチで治療を実施していらっしゃいます。一方で歯科の領域で美容面を追求するときに「限界」をお感じになることもあると伺いましたが、それはどのようなことでしょうか?

長谷川貴司先生:
日本ではそもそも骨を切る行為自体をネガティブに捉えている人が多く、骨切りができるドクター・医療施設がまだ少ないのが現状です。私は、この背景には日本の教育体制があると考えています。基本的に顎口腔領域、梨状口からオトガイは歯科の範疇と考えられています。我々も歯科大学6年の間に、口腔外科の領域で骨切りについても学びますが、もちろんここは医者のコースともリンクする部分ではあります。ただ医者はもっと体全体について学ばなければならず、ここに特化した勉強はしません。すると梨状口からオトガイの領域で骨を切るには、かみ合わせもかかわってくるので、美容整形に行けば歯科医に相談を、歯科医に行けば美容整形に相談を、とどっちつかずのことを言われてしまうんです。だから、両方に通じた私が橋渡し役になって、“切らないセットバック矯正”、“Eライン矯正”を開発した経緯があります。
私は歯科としてのアプローチで、歯を抜いて矯正で引っ込めて、綺麗なEラインをつくることはできます。が、その先の、顎の骨ごと引っ込める、全体的に顔を変えたいというニーズに対応できる、美容整形外科のドクターに委ねなければなりません。ですが、日本には紹介できる美容整形外科自体があまりなく、両顎・骨切り手術の症例数もまだ少ないのです。そこで骨切り手術ができる技術の高いドクターが居て、設備もきちんと整っている韓国の信頼できる病院をご紹介できればと思い、今は韓国のさまざまな美容整形外科に足を運んで、信頼関係を築いているところです。

ユ・ジハン院長:
長谷川先生のおっしゃるようなケースに対応するには、整形外科と歯科との連携が取れていることがベストだと思いますが、実は韓国でもいまだに問題視されている部分なんです。よく歯医者と美容整形外科医で領域が被るケースとして、突出口(口ごぼ)がありますが、これをオトガイ形成だけで整えようとすると顎が重く見えたり、下顎が前方に突き出たシャクレになったりします。突出口もあり顎も引っ込んでいる場合は、顎だけを整形するのはおすすめできないので、矯正歯科での意見も聞いてみるよう患者様に促すことがあります。でもコミュニケーションが取れていない、すり合わせができていない歯科医のところに相談に行ってしまうと、こちらと意見の相違が生まれてしまい、悩ましいところではありました。
私も長谷川先生のおっしゃるとおり、お互いに認識、考え方のすり合わせが上手くいっていて、もともと交流がある先生と連携を取りながら進めていくことができたらベストだと思います。

韓国美容整形navi:
naviを通して渡韓される方も、ゴボ口で悩んでいて、改善を希望される方はとても多いんです。ドクターを紹介していただくにしても、ドクター同士しっかりとコンセンサスが取れているクリニックのほうが、患者様も安心しますよね!

長谷川貴司先生:
もうひとつ、ユ・ジハン院長に伺いたいのですが、日本では、医師法・歯科医師法のもとに医療行為を行っていますが、さらに2010年に日本口腔外科学会が、梨状口より下は歯科医の領域だと決めて、厚生労働省が認可した経緯があります。歯科医師として口元にヒアルロン酸を打ったり、オトガイ形成をしたりすることは歯科医の領域で可能ですが、頬骨などは触ることができません。一方で、かみ合わせを診ることができるのは歯科医だけです。ただ私は、それぞれのもっている区分けをリンクさせていかないと、口周りの美を構築していくのは難しいと感じます。そのあたりの区分けは韓国ではどのようになっていますか?

ユ・ジハン院長:
韓国でも同様にかみ合わせに関する部分は整形外科の先生は触ることできませんが、両顎、歯の矯正、頬骨ふくめた輪郭手術は歯科医で行えるとなっているので、そこは日本とは違いますね。

長谷川貴司先生:
そうですか。僕の仕事は骨を切らずに、矯正器具をつかって口元をひっこめて綺麗なEラインをつくることがメインです。ただどうしても口元ひっこめてもきれいなEラインが出ない場合などに、オトガイ形成オペなども実施しています。ただ両顎の骨切り、ルフォーの手術等には対応ができません。また人によっては矯正だけでは突出口が引っ込まない、もともとの顎を小さくしたいっていう患者様もいます。そういう場合には、韓国で症例が多数あり、安心して手術を受けられる美容整形クリニックと連携し、日本人患者の方の渡韓美容整形をサポートしてあげたいと思っています。

ユ・ジハン院長:
まず私たちのほうで助けられる部分があればいくらでもサポートしたいと思っています。ノート美容外科では骨の手術を行っていますが、骨だけではどうしても解決できない部分もありますので、骨の形状を滑らかにしたからといって、すべてが綺麗になるわけではありません。表情をつくった時、特に笑った時に綺麗に見えるのが一番重要だと思いますので、笑顔の美しさのためには歯の矯正が不可欠になります。そういう場合に、長谷川先生がおっしゃるように密に連携をとって話ができる歯科医の方がいらっしゃるといいですね!

韓国美容整形navi:
ユ・ジハン院長、長谷川貴司先生、本日は貴重なお時間をありがとうございました。naviの患者様もたくさん韓国にいらっしゃるので、両国のドクター同士がこのようコミュニケーションを取って、手を取り合っていくことで、患者様が安心して綺麗になれるような環境が整うとよいなと思います! 本日はありがとうございました!

ユ・ジハン院長/長谷川貴司先生:
カムサハムニダ(ありがとうございました!)

まとめ 

今回は、韓国の『ノート美容外科』で輪郭形成専門医のユ・ジハン院長と、日本の審美・美容歯科『ラ・エビス クリニーク デンタル』の長谷川貴司先生にお話を伺いました。ユ院長も長谷川先生も、輪郭形成手術については美容整形外科と歯科との協力体制が必須だと考えており、それがあって初めて歯並び・口元・顎・輪郭が整い、さらにお顔全体の、その方の本当の美しさを引き出すことにつながるという共通の見解をお持ちでした! 

長谷川先生は輪郭・小顔形成を行う美容整形外科と歯科との領域を超えた連携体制の重要性を理解し、ご自身がその橋渡しになりたいという想いから、『ラ・エビス クリニーク デンタル』で韓国で輪郭・両顎など美容整形手術を受けた方のアフターケアを実施することになりました! 日本に帰国してからの抜糸や腫れ・傷跡のケアなど、他院で手術を受けた患者様をひろく受け入れる予定です。アフターケアのためにたびたび渡韓する時間が取れない方、手術した部位のトラブルが気になって不安だという方は、ぜひ一度ご相談ください! 

▼次回のラ・エビス クリニーク デンタルのカウンセリング会情報

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